【XY~USM 対戦論】タイプ分析学

 

 

(1)タイプ分類学

「配置学」に肖り、「学」を接尾辞として呼称してみました。

この学問は、タイプ相性を中心として据えつつ、他にも技や四天王&チャンピオンのタイプ配分等を含めた様々な視点から「ゲーフリがどのようなタイプ分類意識を持っているのか」を分析していくものになります。

 

 

 [基本的なルール]

相互に等倍相性のタイプ同士は別グループ、そうでないものは同グループとして括ります。

 

 

いきなりですが、自分の意見を述べさせて頂こうと思います。

電子辞書の手書きのメモ帳をガラケーで撮った写真なので汚くて申し訳ないのですが、下の画像のような分類になりました。

 

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※ 以下の文章では、このように色分けしています。

草炎水電氷

闘超霊悪

飛岩地

竜精毒鋼

 

 

(参考)

① 世代毎の四天王のタイプ配分

2:闘悪

3:悪霊

4:虫

5:霊超悪闘

6:水炎鋼竜

7:(→)

 

 

② 世代毎のチャンピオンのタイプ配分

2:名目上は(実際上は

3:(パートナー;

4:パートナー;

5:虫→

6:パートナー;

 

(青と緑が多く採用されているのが明白です)

 

 

 

分類過程

赤グループ青グループは相互に何の関連性も持っておらず、全てが等倍です。

加えて、「炎水電氷」は「火炎放射/波乗り/10万ボルト/冷凍ビーム」・「大文字/ハイドロポンプ/雷/吹雪」がどの世代でも同威力である事から、「闘霊超悪」は5世代の四天王の編成から、それぞれをセットとしました。

 

② 御三家や3猿のタイプから「草炎水」はセットであり、初代ブイズや3犬から「炎水電」はセットですが、それらを合わせた「草炎水電」はに半減されを半減出来る一方、「」はに抜群でありには抜群を取られます。

これ等の事実から、「草炎水電氷」をセットとしました。

 

は上記の関係とに半減される関係を持つことから、竜鋼の双方と密接な関係を持つことから同グループとしました。

 

は、超霊闘の何れのタイプとも関係性を持つことや2世代の四天王編成から、元々青グループに属していたと考えられます。

その後、2世代の追加によってやや微妙な立ち位置となりましたが、6世代の追加によって、との関係性等も鑑みると緑グループとした方がより自然であると考えそのようにしました。

(元々は他のタイプでも半減・無効化しやすい虫を半減したり、不遇なに抜群を取れるだけで、に抜群を取られ岩地に半減・無効化されてしまう不遇な存在でしたが、精の登場でかなり風向きが変わった気がします)

 

⑤ 虫は、青グループ黄グループの全タイプや等とも関係しているのでイレギュラーとして考えました。

 

⑥ 無はとは無効同士でありに抜群を取られますが、超悪と無関係なので青グループには入れていません。

 

⑦ 残りの黄グループは、他グループとの関連性が決して薄い訳ではないところに調整的グループ感は否めませんが、それぞれの関係、「飛岩」と「草氷」の関係、「飛岩地」と「」の関係等が一応綺麗な形にはなっています。

 

 

以上の分類は、「精の追加」と「鋼の相性変更」により2~5世代とはその見方を変えています。 

因みに、2世代の「鋼・悪の追加」はやむを得ない初代のアンバランスの調整と考えれば極めて自然な措置だと思うのですが、個人的に精の追加に関してはあまり良く思っておりません。

というのも、1~5世代に渡る15年以上もの間「竜(若しくは超)=最強タイプ」として扱ってきたポケモンが、「超の上位互換となる耐性を持ち、竜を無効化する(半減ですらない)」などというスーパータイプを追加するということが明らかに不自然であるからです。

これに関しては、自らが招いた竜の暴走を食い止めるための苦肉の策であるとしか言い様が無いと思います。

 

 

 

 

 

(2)タイプ別攻防性能

※ これはあくまでも私的印象で分類しています。

 

① 通らない:草虫

② 通るが耐性無し:氷岩・超悪水

③ 通る:霊精飛炎

④ 抜群多いが半減&無効多い:闘

⑤ 条件次第で通る:ノ電毒

 

 

赤字は耐性が特に優秀であると考えているタイプで、以下の3点をその判断基準としています。

 

① 半減&無効タイプの多さ

② 半減&無効化しておきたいタイプに対する耐性(構築単位で入れておきたいタイプか)

③ 火傷・毒(猛毒)・麻痺・凍りの無効化

 

この5タイプ同士の複合タイプは 5C2=10種類ありますが、これらが何れも優秀であることからもそれがよく分かってもらえることと思います。

 

 

 

 

 

以上になります。ここまで目を通して頂き、ありがとうございました。

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